電子工作教材ちょこまカーの極意を伝授

抵抗器ではんだづけの練習

 
抵抗器をプリント基板にはんだづけしてみましょう。
抵抗器の足(リード線)を曲げて基板に差し込みます。抵抗器には決まった方向はありませんからどっち向きに差し込んでもかまいません。

プリント基板に抵抗器の記号が印刷されている面から差し込み、

図:リード線をさしこむ
裏側(はんだづけする面)に出たリード線は横に曲げて仮固定します。

図:リード線を曲げる

リード線を曲げないでもはんだづけはできます。曲げないほうがあとで何かの都合で部品を取りはずす場合に外しやすいです。そのかわり、はんだづけ作業中に部品が抜けることがあります。ここでは標準的な手順として、リード線を曲げてはんだづけすることをおすすめします。
 次にリード線とパッド(プリント基板のはんだが付く部分:ランドとも言う)をはんだづけします。

図:リード線にはんだづけする

はんだづけのコツは、まずリード線とパッドの両方をはんだごてでよく加熱することです。はんだごての先がリード線とパッドの両方に当たるようにして少し待 ちます。どのくらい待つかはリード線の太さなどで変わりますが、いちおう約2秒を目安とすればいいでしょう。

図:はんだづけのコツ

リード線とパッドの間あたりにはんだの先を押しつけるとはんだが融け始めます。融けたはんだがちょうどいい量になるまで供給したら、はんだを押し込むのをやめますが、はんだごてはしばらく(0.5秒から1秒 くらい)加熱を続けます。ちょうどいいはんだの量を下の写真で確認しましょう。

写真:ちょうどいいはんだの量

↓動画で見るはんだづけ

余っているリード線をニッパーで切り取ります。ニッパーは爪切りと似た構造なので、リード線をパチンと切ると切れたリード線は指で押さえておかないと飛んで行ってしまいます リード線がだれかの目に入ったり、テレビやパソコンの隙間から中に入ってこわしたりするといけませんから、必ず指で押さえながら切りましょう。

図:リード線の切り方

リード線を切る位置は、残ったリード線がとなりのリード線と接触しないようにしてください。下の写真で確認しましょう。

写真:ちょうどいいリード線の長さ

※リード線を切ってからはんだづけすることもできますが、はんだづけしてからリード線を切ればリード線を短く切りすぎる心配がないので、このような手順を示しました。 基本的にこの方法でトリマー抵抗器やトランジスタなども取り付けます。 しかし、リード線を曲げるのは部品が抜けないようにするという意味しかありませんから、電池ケースのようにリード線が太くて曲げにくい場合などは曲げる必要はありません。

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