電子工作教材ちょこまカーの極意を伝授

片方のモーターが回らない

 

ツマミの調節が悪い場合

コースを無視してくるくる回るのもモーターが片方しか回っていないからです。
トリマー抵抗器のツマミ(ノブ)が右か左にいっぱいに回っていませんか?

写真:ツマミが左にいっぱいにまわっている

このツマミを左に回すとちょこまカーは左に曲がりやすくなり、右に回すと右に曲がりやすくなります。 写真のようにツマミが左にいっぱいに回っていると、左にくるくる回るようになります。そのとき右のモーターだけが回転しています。

ツマミの位置を中央にしてみてください。それでも片方のモーターしか回らないでしょうか?

もし回路もモーターも正常なら片方のセンサーに光が入らないように指先を当てると反対側のモーターが回るはずです。このチェックによって見つかる異常は次の二種類考えられます。

両方のモーターが止まってしまう場合

たとえば右のセンサーに光が入らないようにしたとき左のモーターが回ったとします。これは正常です。ところが、左のセンサーだけ光が入らないようにしても右のモーターが回らない(つまり両方のモーターが止まってしまう)場合です。もちろんこれと正反対の場合もあります。
 この症状が出る場合は左右の明るさの差は認識されているので、センサー周辺や電圧アンプまでは正常な場合が多いです。故障の原因は電流アンプから後にあると考えられるので、電流アンプを構成するトランジスタ(TR2, TR3, TR5, TR6)や抵抗器(R4, R5, R6, R7)に間違いがないか、はんだづけに問題はないかチェックしてください。
とくに回らない方のモーターの周辺をチェックしてください。

片方のモーターが回り続ける場合

たとえば右のセンサーに光が入らないようにしても(本来は左のモーターがまわるはずなのに)右のモーターが回り続ける場合です。もちろん反対の場合もあります。この場合は左右の明るさの差が認識できていないことになるので、センサーや電圧アンプに問題がある可能性が高いです。 センサーの周辺や電圧アンプを構成するトランジスタ(TR1, TR4)や抵抗器(R1, R2, R3)に間違いがないか、はんだづけに問題はないかチェックしてください。